実力主義



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昔から、学歴ってあったと思います。
大体子供が「学歴」を意識し始めるのって
高校受験くらいからではないでしょうか?
少なくとも私の時代はそうでした。
今は、早期教育の白熱で受験戦争の
低年齢化が進んでいるように思いますが。
ぬるま湯で育った私が経験した実力主義とは。


塾に無事入ることが出来た私は、初めてのクラス分けに遭遇。
といっても、二クラスだけでしたが。
塾側からは「クラスではどのくらいですか?」という質問。
母の「中の上です」という言葉に「・・・・。上って言えよ」
と思いつつ、塾から二クラスのうちの上のクラスに配属(笑)される。

やっぱり塾って実力にあった学習法をするわけだからクラス分け、
あって当たり前なんですけどね。で、更に成績別に席を決められます。
毎回テストによって席が変動します。そして更に更に、月一回の
実力テストがあるわけですよ。私、初めての実力テストで
鼻血出しちゃいました。
たらたらと流れる鼻時と実力テスト。ここで何故かクラスで
6番取ってしまいます。快感です。
小学校といえども、近隣の小学校が集まっている塾で
6番。快感以外の何者もありません。
ここから私の塾でハイクラスにいるという
ちっぽけなハイステータス志向が生まれました。
今は波乱万丈人生を歩み、すっかりそんな生意気な気持ちありませんよ

が、私にある事件が起きました。
それは中三の時の話です。
そのときはもう栄○ゼミナール形式になっていた私の塾。
クラスは成績別に3クラス程度に分かれておりました。
最高水準クラスというトップレベル校(高校)を受けるクラス、
普通校レベルの特訓クラス、頑張って行こうぜっていう本科クラス。
今まで多少のクラス落ちがあっても、すぐに上に上がれた私。
何故か中3の春、なかなか特訓から上がる事が出来ません。

特訓クラスの最高位にいるよりも、最水の下位でいたい。
私は頑張った、頑張った、頑張った。
塾内の実力テストで2位を取った。よーし、上がった♪と
思っても、何故か上がれない。

何で??
言っちゃいけないかも知れないけど、
○○ちゃんなんて某先生(大学生)のファンなだけで
実力じゃ特訓レベルなのに・・・○○ちゃんだって某先生のファンなだけで
クラス移動させてもらって実力は・・・以下エンドレス。

あとで色々人生の辛酸を舐めてきた私ですが、これが最初でした。
この後私の取った行動。それは先生陣への
直訴でした。

私「ねえ、先生。何で私塾で2番取ったのに下のクラスなの??」
先生「あー、頑張ったな。これからもがんばれ」
私「先生、この間実力テストの結果で上に上げるって言ったじゃん」
先生「まー、色々な(謎)」

待てども待てども上に上がれません。
辛かったですよ、何だか。
やっぱり下と上じゃやってるレベルか違うんですね。
上ではスピードと技術を求められる。
もちろんろくなヒントなんてありゃしない。
一方下はスピードが遅いばかりじゃなく、
ヒント出しまくり、あとは解答を出すだけ。
不安です、何だか頭がやわくなっていくような気がしました。

最後に私がとった行動。
塾側が1番嫌う登場。
泣きながら母親に直訴。母、気が進まないも、子供が泣くので
渋々塾に電話。そして次の週。私・・・
上のクラスに復帰(笑)
この上のクラス復帰から色々な事件がありました。
それはまた別の時に。

後日談ですが、高校入学後、引き抜かれた塾に
何故あの時私が上に上がれなかったか聞きました。
返ってきた言葉は私を凍らせました。

先生「あー、あの時な、みんな仲良くてクラス煩かっただろ?
静かにさせるのに誰か下に落とそうとしたんだけど、
みんな実力あるからさあ。誰でも良かったけど、
お前なら文句言わないと思って」












(`´メ)
そんな簡単に私のこと弄びやがって。

ショックでしたね。まあ、今となっては塾側の思惑も
分からないではないので、許しますが、私辛かったです。
ちなみにファンだからという理由だけで上にいた子達は
実力が伴わずに下に下りていきました。


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