なちゆ的暗部



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「メメント」★★★
2001/11/29
妻が殺された。自分はそのときのショックで
記憶を10分しか保てない。自分の復讐じゃないんだ、
そう、これは妻の復讐。

細切れの記憶を繋ぎ合わせて映像化するという試みは
とっても面白かったと思う。実際の時間は多分すごい短い
けれども、レニーにとってはすごく短すぎて長い時間なんだろう。
私たちの記憶は曖昧で、しかもなんともろいものなのだ。


「焼け石に水」★★
2001/8/8
フランソワオゾン監督作品。
えーと、えへへへ。
究極のエゴイストのレオポルトを「焼け石」とすると
彼を愛してしまった人々は「水」。
男でも女でも目新しくなければ、レオの愛は得られず
すぐに飽きられ、捨てられる。
あるものは性転換までして、愛を取り戻そうとし、
あるものは死を選ぶ。皮肉な作品だったなあ。
私個人的には「ダンスシーン」が1番好きだったな。


「A.I.」★★★★
2001/7/5
どのジャンルにしようか迷ったんだけど、暗部。
人間が住みよいために発明されたロボット。
いつかの未来、人間は人工知能、しかも高度な
私たちが思い描いた「人型ロボット」を創り出す事が
できるのかも知れない。でも、タダでさえ面倒な人間関係。
ロボットに感情を持たせたら、どうなるのか?
愛は本物、でも偽者の体には愛は得られないのか?
申し訳ないけど号泣させていただきました(笑)。
簡単な奴と笑われてもいい、この映画にはやられました。


「ボーン・コレクター」★★
2001/5/27
「ボーンコレクター」とは、劇中で説明がありますが、
昔のサスペンスホラー小説の題名らしいです。
(現実にあるかは不明)
内容は、ハッピーエンドな「羊達の沈黙」って感じかな。
確か、まえブロスか何かでも言ってたけど、本当に↑な感じ。
これといって怖かったという印象もなく、骨具合も曖昧なまま
終わっちゃったって感じ。


「ハンニバル」★★★
リドリー・スコット監督、アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン
2001/4/28
「羊達の沈黙」から何年経ったのでしょう。その続編とも言える、
ハンニバル。レクター博士の名前がハンニバルだったんですね。
これには我が愛しのゲイリーも出るとのことで、原作でしっかり予習済み。
前評判の高さにやる気満々で挑んでまいりました・・・が。
確かに上手くまとめていると思いました。二時間という時間内で。
でも、もっと細かいところを突っ込んで欲しかった気がする。
グロさも美しくまとめていて、まあそれなりって感じで。
うーん、期待しすぎたせいでしょう。そんなに感銘は受けられませんでした。
でも、2001年のGW映画としては合格なのでは??と思いました。


「Pola X 」★
2000/12/22
フランス映画・・・。期待通り私の体質には合わなかった。
謎の小説家として成功し、エリート外交官の遺児として、何不自由ない
ピエールと、その前に現れた異母姉イザベル。真実を求めて破滅していく
ピエールにとって、イザベルは無くてはならない存在であり。
破滅へと導く悪魔でもある。と書けば面白そうに感じる??私的にはなし。


「時計仕掛けのオレンジ」★★
2000/12/19
スタンリー・キューブリック監督作品
この頃、色々な人に薦められたので見てみました。
何か印象として「スワロウテイル」はこれをちょっと真似したのかなぁって思った。
言葉の端々に多言語を加えると言う手法。キューブリックは「アイズワイドシャット」以来。
人間の悪を多分洗脳という方法で善たらしめるという、皮肉な更正手段は、
何を訴えたいのかな。ブッチャーボーイに似た、「悲しさ」があった。


「エリザベス」★
2000/11/7
もっとグロテスクなものを期待していたので、ちょっと残念。
公開時のコピーもセンセーショナルな感じだったのに。西太后くらいかと・・・。
でも最後の「処女エリザベス」の映像はすごかったかな。豪華っていうよりも
「女としての自分を捨てて、鉄の女、英国と結婚した女」の出発、白塗りの顔が
無表情な感じがして、いろいろな決意が現表れていたと思う。


「アイス・ストーム」★★
2000/11/6
ある町の郊外で、静かにクラス一家と隣人。しかしそこでの生活は夫婦の不仲、
不倫、早すぎる性への目覚め、ドラックと幸せとは一歩違うものだ。
観ていて感じたのは「ここまで様々な問題を扱っているのに、静かに物語が進む」
ということ。アイス・ストームは激しくて、でも冷たい。クリスティーナ・リッチの
大人への過渡期っていう感じが良かった。


「あつもの」★★
2000/11/4
緒方拳、小島聖
あつもの、それは菊。よくやってるよね、でっかい菊の展示とか。あれです。
ただじっと菊作りに気持ちを込める男、間野。そして間野の超えられない壁、黒瀬。
しかし間野のストイックさとは反対に、えげつない黒瀬。小島聖ってすごいよ。
何か「タスマニア物語」に出ていたとは思えないよね。ちょっと時代がかったもの、
(溝口・乱歩等)の映像にぴったりだ。やっぱり心に残ったのは菊、燃やしたところ。


「身毒丸2000」★★★
2000/10/14
劇団池の下12回公演。どうだい、地獄絵巻!!いやあ、おどろおどろの様健在。
やっぱりいいねえ、寺山修司は。以前蜷川演出の武田真治「身毒丸」も良かったけど、
これも良かったかな。でも、何かを考えさせるって感じではなかったかも。


「フランソワ・オゾン短編集」★★
2000/10/7
渋谷ユーロスペース。フランソワ・オゾン監督。レイトショー
フランソワ・オゾン。彼との出会いは「ホームドラマ」だったわ。
さてさて、今回のレイトショーだけど、どうだったのかなぁ。劇場は小さな所。
函館のシネマアイリス位かな(って函館の一部の人しか分からない話を・・・)
まあ、そこに集う人種も「細身パンツに重ね着、カラーサングラスに金髪の兄ちゃん」とか、
「サブカル大好き♪私って個性的って感じのお姉ちゃん」が多かったですな。
「ホームドラマ」以外のフランス映画嫌いの縞外のフランス映画嫌いの私ですが、
これも???って言う感じでした。


「ブッチャー ボーイ」★★★
2000年8月12日
ちょっと無邪気すぎた少年。悪がきとして町を親友のジョーと暴れまわっていた。
けれども・・・。少年は大人になる過程を忘れてしまっていたのか??
見ていて何だか悲しかった。切れ過ぎちゃってて・・・。

「双生児」★★★
2000年8月8日
江戸川乱歩原作・本木雅弘・りょう
全出演者が白塗り、眉つぶしで、乱歩の幻想世界を演出。
双子の弟を殺す事によって自らを殺す。そして貧民窟の女「りん」。
多分戦後が舞台なのだろうけど、曖昧な表現だからこそ、
乱歩世界が浮かび上がったのかも。

「忘れた領分」★★★
2000年7月12日
演劇集団池の下 プロト☆ステージ
寺山修司の処女戯曲なんだって。言葉が次々と流れて、紡ぎだされる言葉の
意味や、世界がどんどん広がっていった。考えていると次の言葉が吐き出され、
詩劇という表現がぴったりのものだったと思う。
この次の公演はなんと、「身毒丸」なんだって!誰か一緒に見に行きませんか?(笑)

「8mm」★★
2000年5月8日
ニコラス・ケイジ
残虐なスナッフフィルムが、先日亡くなったとある富豪の金庫から見つかった・・・。
未亡人からそのことの真相究明を依頼される有能な私立探偵。
犯人を追い詰めるところまでは良かったんだけど、なんでニコラス・ケイジが犯人を処刑するのだ??
確かに一部のそういう性癖って、その趣味じゃない人からみたら嫌悪しかないし、
ましてやスナッフなんで、人道的にも間違っていると思う。犠牲者だって出るしね。
でも、人間が人間を裁くっていうのは、許されては無いからねぇ。

「13」★★

「異常の人々」★
竹中直人

「バスケットボール・ダイアリーズ」★★
レオナルド・ディカプリオ

「CURE」★★★★★
1998年9月12日
役所広司、萩原正人
精神障害の妻を持つ本庁刑事の役所。人の心の奥を導き出し、殺人を犯させる
記憶喪失の元精神医科学生、萩原。火や水で催眠術をかける。
事件に関わった人はみんな自己崩壊を招く。「マークスの山」といい、これといい、
萩原は純粋に壊れている人を演じるのが非常に上手い。狂気じみてて、怖い映画だった。

「カストラート」★★
1998年9月9日綺麗な声を保つ為、去勢された男をカストラートと言います。
カルロは兄に阿片の風呂に入れられて、去勢され、カストラートとなった。兄は作曲者だが、
才能は無く、カルロは思い悩む。途中で兄弟は仲たがいをしてしまう。
一方的にカルロが兄を拒絶という形で・・・。最後にカルロの妻を仲良く輪姦??兄は戦争に行き、
カルロの妻は妊娠(もちろん、種はないから、兄ちゃんの種)ハッピーエンド?

「クイズショウ」★★★★
1998年9月7日
ロバート・レッドフォード監督面白かった。クイズ番組の不正を暴くため、一人の優れた青年が奔走。
最後まで良心の呵責に苛まれながら悩んでいた教授も委員会で、その不正について
勇気ある証言をしたにもかかわらず追放扱い。本当に暴きたかったTVというメディアを
少しも崩壊させられなかった。やっぱり組織ってずるい。善良なものは善良であっても得はできない、
「正直者は馬鹿を見る」とはこのことか。

「誘う女」★★
1998年9月7日
ニコール・キッドマン
ニコール・キッドマンは確かに綺麗だった。結局スーザンは殺されちゃったのかな?
「誘う女」は前にテレビで放映していたり面白いって言うから、見てみたけど、単調だった。
野心家は成功のために何でもするのかなぁ。人間って怖いものだ。

「クルーシブル」★★★
1998年8月19日
ウィノナライダー。全体の印象は暗い。遠藤周作の『沈黙』のように、信仰と神、真実と虚実、
そして頑なゆえの犠牲。肉に溺れ、嘘を平気でつき、人を陥れるウィノナには、
刹那的な狂気を感じされられた。男が処刑されてからウィノナがどう出るか、
期待していたのに虚偽の告白を拒否した、更なる犠牲者の説明のみで、終わってしまい、
ちょっと後味が悪かった。

「39」★★★★★
3月25日
感想・・・。すっごい面白かった。鈴木京香も堤真一も良かった。
みんな映画の登場人物が個性派ばかりで、なおかつ壊れている・・。というのがたまらなかった。
最後の裁判官の貧租な体がまた良かった。あらぬ方向に足、曲がっていたしね。

「完全なる飼育」★★★
3月23日
竹中直人、小島聖。
なんと、監督は和田勉だったんですねぇ。あのおじさんはギャグばっかり言っているわけでは
なかったんですねぇ。っていうのも、結構良かったからなんだけど。
竹中直人は日本のトム・ハンクスだ。なぜなら、どこがそんなに魅力なのかはわからないけど、
いい作品(賞取りの)に出ては賞をもらっちゃう。あの人はすごい人なのか?と
ちょっと疑問に思ってしまう日々ですが、小島聖のパワフルボディも炸裂していたし、
いい感じでした。
「星の王子さま」★★
3月15日
劇団 池の下の第11回公演。寺山修二全作品上演計画の一つ。
前回の「花札伝綺」は、母恋型の作品(ちょっと方向性は違うけど)で、
おどろおどろしかったのに対して、今回は現実とは、自分とは?という哲学チックなものだった。
初日だったのもあってか、結構人の入りは良かった。
点子役の稲川実加さんは、泣きながらせりふを言っていた。でもちゃんと声が出るんだからすごい。
今力は大工星でまたあのホーズで笑いを取っていた。

「ラストエンブレス 西太后」★★
3月5日
原題は、「慈禧秘密生活」。とっぱじめから多分神(龍)と立ってH。しかもどう見ても張りぼて。
それにしても純粋だった玉蘭があそこまでなるかなぁ。愛を犠牲にして権力を・・・って。
映画の中の残虐シーンはきつかった。中でも口を糸と針で縫っちゃうのは痛い・・・。
モンゴロイドって人種は残酷だ。モンゴル人の皮剥ぎとか。うん、でも面白かった。
前に読んだ浅田次郎の「珍妃の井戸」とダブってて。殿下の技は、花華拳か?

「愛を乞うひと」★★★★
2月28日
平山秀幸監督、原田美枝子、中井貴一。
もう、虐待の嵐。愛されたい、ただ一人の男に。その愛を奪うものならば、娘すら憎く、虐待する。
母、豊子が娘、輝江に暴力をふるう度、心に聴こえてくる「愛して」という叫びと憎悪。
雨降りのヘアサロン。そこには老いた母がいた。「17歳で母は死んだのよ」
殴られても蹴られても母が好きだった。「おまえのことが、かわいいよ」と言ってほしかった。
自分の仲で何もかも終わったとき、涙があふれて止まらなかった。

「ホームドラマ」★★★★
2月10日
二十日鼠、人間狂わしちゃうもんねー。息子はホモセクシャル、娘は性不能の自殺志願、
母さんは息子の性癖を治したくて近親相姦。父さんはでか鼠。なんか、人間を皮肉っぽく描いていて
おもしろかった。人間ってこの地上で一番えらいって思っているかもしれないけど、
一匹の鼠によって狂わせられてゆくなんて、人間の弱さとか、高慢さとかが感じられるよね。
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